【2017/4/20】(木) 参院法務委員会 有田芳生議員の質疑聞き取り

10:00-10:20

有田「ヘイトスピーチをほおっておけばヘイトクライム、ジェノサイドに進んでいく。ナチスルアンダ。日本の関東大震災朝鮮人虐殺について内閣HPからページが削除されていた。担当部局内の判断。内閣府の認識は?

オガタ内閣府担当者「記述箇所は防災情報の一部。意図的に消したわけではない。本日中に一覧できるようにする

有田「朝日新聞の記者によると担当者の発言は誤解

オガタ「担当者はそう発言していない

有田「発言しているが、水掛け論なので、ここまで。リニューアルなのにページがないと表示されたのはなぜ

オガタ「検討する

有田「4/23に拉致被害者奪還のデモが行われる。昨年も4/17に岡山で集会とデモがあった。在特会の前会長もでていた。横田夫妻の写真を掲げていた。抗議してやめさせた。夫妻も使わないようにいっている。
公安調査庁の現状把握と認識は

公安「昨年岡山の事例は承知。差別的言動があった。4/23にも注視

有田「京都デモは主催者が中止にした。京都府警との話し合いで、商店街を通るなと注意した、トラメガ増加が認められなく手中止になった。警察は右派系市民グループの話し合いでどんな注意をしている

シラカワ「保安条例、道交法などを指導。HS解消法の趣旨も指導。デモのやり方にも注意している

有田「HSの常習者がデモを止めたのはHS解消法の成果。全国に広めてほしい。拉致問題には厳しい対応を希望
人権擁護局に聞く。ヘイトスピーチ許さないのポスターの改竄が行われている。4/7中野、同日新宿デモで使われた。改竄ポスターへの対応は

ハギワラ「改竄ポスターがネットにあるのは認識。大変遺憾。改変することがないように周知。あれば事案に応じて適切に対処

有田「具体的にどう対応するのか。事前に改竄ポスターが使われるのはわかる。忙しいと思うが土日でも法務省担当者が身にいってほしい

ハギワラ「改竄を認識したときにTWで発信。削除されたことを確認

有田「ネットの対応は評価。デモの場合は消しようがない。前の擁護局長は土日に見に行っていた。局長に行けとは言わないが、他の人に行ってほしい

ハギワラ「今後も(ごにょごにょ)

有田「彼ら(差別主義者)には勧告が効かない。もっと前向きに対応を。ひとこと

ハギワラ「相手にもよるが適切に対処

有田「適切に対処されていないからいっている。
法務省がパンフをつくっていることを知らなかった。みなさん(委員会メンバー)びっくりしている。よいが、問題点を指摘したい。人種差別撤廃条約のことばがない、被害者の思いが出てこない、HSに明確な定義がないなど、他人ごとのような書き方。解消法に定義があるのに、なぜこのパンフにない。法務省の調査結果が反映されていない。差別的言動のない社会をつくる責務の文言がない。これで解消法の趣旨は周知できるのか。このパンフ作成プロジェクトの詳細を説明せよ

ハギモト「法律施行後はやくからパンフ作成に着手。議員に説明した一枚のレジュメを配った。4月に公開。55000部作製。費用150万円。法務省支部に配布。多くの人に手にとってもらうことをコンセプトにした。文字数減らし、イラストを多用

有田「専門家の観衆が必要。第2弾、第3弾の予定は

ハギモト「予算との兼ね合いで適切に対応

有田「法務省HPに、このパンフ作成のページがどこにもない。HPを改善するか

ハギモト「指摘のようにめだたないので、改善を検討

有田「めだたないのではなく、どこにもないので、ぜひ改善を