2019/12/27
大阪市ヘイト条例、初の氏名公表 街宣で在日コリアンを中傷
2019/12/27 15:42 (JST)
「大阪市は27日、ヘイトスピーチの抑止を目的とした条例に基づき、大阪府枚方市の政治団体「朝鮮人のいない日本を目指す会」代表の川東大了氏が2016年に大阪市でヘイトスピーチに当たる街宣活動をしたと発表した。市によると、自治体のヘイトスピーチに関する条例に基づくヘイト実行者の氏名公表は全国初とみられる。/ 市によると、川東氏は16年9月11日、在日コリアンが多く居住する大阪市のJR鶴橋駅周辺(生野区など)で「朝鮮人は犯罪民族」などの発言を繰り返して街宣活動し、在日コリアンを中傷。その音声ファイルをインターネット上で公開した。」
大阪市がヘイトスピーチ初の氏名公表 2019.12.27 21:14産経WEST
「大阪市は27日、市条例に定めるヘイトスピーチ(憎悪表現)に認定した市内の街宣活動など2件について、実行者2人の氏名を市のホームページ上で公表した。ヘイトスピーチに関する自治体条例に基づく氏名の公表は全国で初めてとみられる。/ 公表されたのは、政治団体「朝鮮人のいない日本を目指す会」(大阪府枚方市)の川東大了(かわひがし・だいりょう)氏と、まとめサイト「保守速報」の運営者、栗田香(かおる)氏。/ 2件は市民団体の申し出を受け、市の有識者でつくる審査会が今年7月、ヘイトスピーチと認定。市が氏名と内容の公表について検討していた。/ 川東氏はこれまで実名でインターネット上に自らの主張を発信。栗田氏については被害を申し立てた人が提出した裁判資料などから氏名を特定した。/ 市はこれまで同条例に基づき、ネット上の動画など6件をヘイトスピーチと認定したが、電気通信事業法の守秘義務などが壁となって投稿者などの特定に至らず、サイト名や投稿者のアカウント名の公表にとどまっていた。/ 市によると、川東氏は平成28年9月、大阪市のJR鶴橋駅周辺で在日韓国・朝鮮人に対して「朝鮮人は危険」などの発言で街宣活動を行い、その音声ファイルをネット上で公開した。」
大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例に基づくヘイトスピーチの公表(案件番号「平 28-6」)
大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例に基づくヘイトスピーチの公表(案件番号「平 28-21」)
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/cmsfiles/contents/0000487/487860/anken28-21.pdf
大阪市から、ヘイトまとめサイト「保守速報」に、ヘイトスピーチ抑止条例に関する通知があった模様。😀https://t.co/2HSmPr6Wuc pic.twitter.com/zXpyBwGL4Z
— channel__3 (@channel__3) 2019年12月18日
12月29日の、川東による鶴橋周辺のお散歩。禁止の仮処分申し立てが出されたらしく、裁判所からお呼び出し。中止になる可能性があるとのこと。
— channel__3 (@channel__3) 2019年12月18日
おそらく決定は、12月23日以降になると思われます。(というか、さっさと中止にしろ)https://t.co/RqYE9QnlrK#ヘイト行動情報 pic.twitter.com/OG83bQXluk
2014/11/25 内閣総理大臣・安倍晋三、ヘイトサイト「保守速報」をシェア
人種差別投稿で罰金30万円の略式命令
2019/12/27 15:17 (JST)12/27 15:22 (JST)updated
「ツイッターで人種差別の投稿をして在日コリアンの女性の名誉を傷つけたとして、川崎区検は27日、神奈川県迷惑行為防止条例違反の罪で、50代の男性を略式起訴した。川崎簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。」
人種差別的投稿で罰金30万円 迷惑行為防止条例違反、川崎
2019/12/27 19:21 (JST)
©一般社団法人共同通信社
「人種差別的なツイッター投稿で在日コリアン女性の名誉を傷つけたとして、川崎区検は27日、神奈川県迷惑行為防止条例違反の罪で、藤沢市の池田茂幸氏(51)を略式起訴した。川崎簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。/ 差別問題に詳しく、女性の代理人を務める師岡康子弁護士によると、ヘイトスピーチを巡り、迷惑行為防止条例で刑事罰を科すのは初。/ 起訴状によると、2016年6月から17年9月、川崎市の在日3世崔江以子さん(46)に対する嫌悪の感情を満たす目的で、ツイッターに「民族性モロ出しの小賢しさはムカつくぜ」などと4回投稿した、としている。」
人種差別的投稿を続けた迷惑行為防止条例違反のアカウント
この報道が不正確なのは「極東のこだま」こと池田茂幸氏(藤沢市在住、51歳)が、たった4回しか差別書き込みをしていないように伝わってしまうことです。そんなことではない。とくに毎週末に攻撃的差別書き込みを特定個人に続けていたのです。たまたま発表文書に4事例があっただけです。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2019年12月27日
告発側関係者の情報はこのツイートからのツリーをご覧ください。
「極東のこだま」差別ツイート略式命令についての記者会見
— 岩松結 (@tokyo_sabako) 2019年12月27日
師岡康子弁護士:
今回のように迷惑防止条例違反で処分されたことは意義がある。しかしツイートが止まるまでに1年半、処分が出るまでに3年。被害者のダメージは贖われていない。
匿名Twitterで在日コリアン女性を誹謗中傷、男に罰金30万円の略式命令
川崎に暮らす在日コリアン3世の崔江以子さんにTwitterを通じてヘイトスピーチなどの嫌がらせを繰り返していた匿名アカウント「極東のこだま」。検察側による略式請求では、うち4つのツイートについて、「嫌悪の感情等を充足する目的で投稿をした」としている。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/kawasaki-hate6
2018年の書類送検以降のできごと
ヘイトスピーチ解消法の成立からちょうど2年目に当たる本日。ツイッターのヘイトアカウント「極東のこだま」が、在日コリアン女性に対する脅迫容疑で書類送検されたことが明らかとなりました。15時より東京地裁で弁護士などによる会見がおこなわれました。 pic.twitter.com/ARO6qBFABo
— 安田浩一 (@yasudakoichi) 2018年5月24日
ツイッターで在日コリアンを脅迫した容疑で書類送検された「極東のこだま」の特徴は、たいてい週末に書いていたこと、薩摩焼酎好きだったこと、たまに鹿児島に出向き希少な焼酎を買っていたこと、自宅にズラリと酒瓶を並べていたことなどだ。悪質書き込みを匿名で書いても身元は特定される。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年5月25日
NHK NEWS7でもレイシストの「極東のこだま」が書類送検された件。ヘイト解消法成立から今日で2年となるが罰則はなく、また大阪市条例ではヘイトと認定されると個人・団体名が公表されるが特定が困難で限界があり、師岡弁護士は法改正か新たな法律を作る緊急の必要性があると。https://t.co/GC7YXfcMNp pic.twitter.com/TIUoi4U9kY
— YAF (@yagainstfascism) 2018年5月24日
ヘイト投稿繰り返しか 書類送検|NHK 首都圏のニュース
— channel__3 (@channel__3) 2018年5月24日
川崎市に住む在日コリアンの女性に対し、ツイッターで差別を煽るヘイトスピーチや危害を加えるとする投稿を繰り返し行ったとして、「極東のこだま」と名乗る神奈川県藤沢市の無職の50歳の男が脅迫の疑いで書類送検。https://t.co/TceeCRXJsN
「匿名でも決して許されずに刑事責任が問われる。その社会の正義が示されることを望む」。罰せられるべきは「極東のこだま」以外にも無数に存在しています。〈時代の正体〉「匿名でも刑事責任を」ヘイト投稿で書類送検 https://t.co/Yh6fVqOACF #神奈川新聞
— 石橋学 (@ishibs_kanagawa) 2018年5月24日
やはり日本にも、イギリスのような刑事罰が必要ですね。
— channel__3 (@channel__3) 2019年12月15日
Twitterの匿名アカウント「極東のこだま」による名指しのヘイトスピーチや中傷の被害を受け続けてきた在日コリアンの女性。容疑者の男は脅迫罪で書類送検されたものの不起訴に。今もなお、苦しんでいる。 https://t.co/SYK5G6bQ2B @togemaru_k