【2021/6/2】川崎市、ヘイト団体に会館使用で警告 ガイドラインに基づき

川崎市、ヘイト団体に会館使用で警告 ガイドラインに基づき


川崎市は1日、差別主義者の瀬戸弘幸氏らが立ち上げた「ヘイトスピーチを考える会」に差別的言動を行わないよう警告を出した。公的施設でのヘイトスピーチを防ぐためのガイドラインに基づく措置で、同団体への警告は6回目。/ 市教育文化会館(同市川崎区)の利用申請に対し、これまでの言動やインターネット上の発信などから「過去にあったものと同様の不適切な発言が行われる可能性が高くはないが、ある」と判断した。この日、「ヘイトスピーチ解消法に定める不当な差別的言動を行わない等、関係法規を確実に遵守するよう警告する」と記した文書を手渡した上で、利用を許可した。/ 2018年6月、同団体の集会で参加者が「ウジ虫、ゴキブリ、日本から出て行け」というヘイトスピーチを行っていた。市は同年12月、19年2、3、5、9月と同会館の利用申請のたびに警告をしており、今後も瀬戸氏らの言動を判断材料にしていくという。/ ガイドラインでは、差別的言動が行われ、利用者に迷惑が生じる恐れがある場合、使用を拒否できる。警告は「不許可」「条件付き許可」など4種類ある利用制限のうち最も軽い。/ 瀬戸氏は主に17年から市内で在日コリアンへの差別をあおるデモや集会、街宣などのヘイト活動を繰り返している。(石橋 学)

www.kanaloco.jp

 

<参考> 過去に過去に川崎市教育文化会館で行われたヘイト集会の様子

togetter.com

togetter.com

togetter.com

togetter.com