【閲覧注意】 記録のために、ヘイトスピーチを含む文章や画像を引用しています。閲覧の際はご注意ください。
2022/10/5
大道芸ワールドカップin静岡のポイントリーダー講習会で配られた紙。日本人の遺伝的優位を語り(出典はWikipedia)、武士道を語り始めて、大声で、泣いちゃった。 #大道芸ワールドカップ pic.twitter.com/CpKLbG8eIL
— 萩原 遼(りょう) (@hagiwara_ryo) 2022年10月5日
さて、大道芸ワールドカップin静岡のプロデューサーとされる奥野晃士氏は #SPAC 公益財団法人静岡県舞台芸術センターに所属する劇団員ですが、倫理法人会に名を連ねてもいます。知る人ぞ知る、日本会議系のカルト的主張をおこなう自称「保守系」団体です。https://t.co/pB8ZUVo6hP
— 萩原 遼(りょう) (@hagiwara_ryo) 2022年10月5日
プロデューサーとされる人がぜんぜん大道芸に関係がなく、しかも優生学的思想を露わにし、中国を差別・蔑視している、そういう趣旨説明を行っている、この #大道芸ワールドカップ には例年1億円を超える公金がつぎ込まれ、#キリンビール @Kirin_Brewery 静岡支社がスポンサードしてきました。
— 萩原 遼(りょう) (@hagiwara_ryo) 2022年10月5日
この度は、大道芸W杯内部講習の資料に偏った内容を掲載し、それが「大道芸W杯」そのものの思想であるかにように紹介したのは私の完全な間違いでありました。心よりお詫びし、撤回させていただきます。また後日改めて謝罪させていただきます。
— 奥野晃士 akihito okuno (@nanuuu11) 2022年10月5日
2022/10/6
大道芸W杯のプロデューサー 外国への差別とも取れる文書配付
11月、静岡市で開催される「大道芸ワールドカップ」のプロデューサーの男性が、会議で、外国への差別とも取れる内容の文書を配っていたことが関係者への取材でわかりました。/ プロデューサーは「私の完全な間違いだ」と謝罪していて、実行委員会は、6日にも見解を発表する方針です。/ 大道芸ワールドカップは世界各国からアーティストを招いて開く静岡市の一大イベントで、ことしは3年ぶりに、感染対策として出場者を国内在住に限定し11月4日から3日間の日程で開かれる予定です。/ こうした中、開催に向けて、9月17日に市内で行われた実行委員会の会議で、プロデューサーを務める奥野晃士氏がスタッフに対し、外国への差別とも取れる内容の文書を配っていたことが関係者への取材でわかりました。/ NHKが入手した文書では日本人の定義について、「日本列島に居住する民族を血統に持つ人」とした上で、遺伝子の特徴を説明し「精神性の中核は武士道」などとしています。/ また、日本人アーティストの魅力を強調する中で中国のことわざとして「中国人は一人だと龍だが、二人だと虫になる」と記していて、関係者によりますと、その場で出席者から「外国の人もスタッフとして関わってくれているのに、非常に危険だ」という声が上がったということです。
これについて、奥野プロデューサーは、ツイッターで「私の完全な間違いだ」と謝罪していて、実行委員会では6日にも見解を発表する方針です。
2022/10/07
大道芸ワールドカッププロデューサー解任へ
静岡市で開催予定の「大道芸ワールドカップ」のプロデューサー奥野晃士氏が、スタッフ向け講習会で外国人差別と受け取れる発言をし、大会実行委員会が奥野氏を解任する方針を固めたことが7日、大会関係者への取材で分かった。
大道芸W杯プロデューサー解任へ 外国人差別発言で
静岡市で11月に開催予定の「大道芸ワールドカップ(W杯)in静岡」のプロデューサーを務める舞台俳優奥野晃士氏が、スタッフ向け講習会で外国人差別と受け取れる発言や資料配布をし、大会実行委員会が奥野氏を解任する方針を固めたことが7日、大会関係者への取材で分かった。/ 関係者によると、杉山茂之実行委員長も辞任する意向だという。/ 委員会は同日、記者会見を開き、経緯などを説明する。会見には奥野氏や杉山氏らが出席する予定。
プロデューサーの奥野氏解任へ 差別発言受け 大道芸W杯実行委
静岡市で11月に開催される「大道芸ワールドカップ(W杯)」のプロデューサーで舞台俳優の奥野晃士氏が、内部講習会で外国人差別と受け取れる発言や資料配布をしていたことを巡り、大会実行委員会が奥野氏を解任する方針を固めたことが7日、関係者への取材で分かった。実行委は同日に記者会見を開き経緯を説明する。会見には奥野氏も出席し、謝罪するとみられる。/ 関係者によると、杉山茂之実行委員長は今回の問題を受け、引責辞任する意向を周囲に伝えているという。/ 奥野氏は9月17日に市内で開かれたボランティア講習会で「日本人パフォーマーによる日本人らしい祭典を目指す」をテーマに講話した。日本人のルーツや特徴を記した資料を参加者約10人に配り、「中国は易姓革命、皆殺し文化だった」などと発言していた。/ 交流サイト(SNS)上で資料などが拡散され、批判が高まっていた。事態を重く見た実行委は6日夜に会合を開き、解任を決めた。プロデューサー職にふさわしくないと判断したとみられる。/ 関係者によると、既に出演者数組とボランティアから参加辞退の申し出があるという。
2022/10/7
静岡・大道芸W杯のプロデューサー解任 外国人への差別的発言で 11月開催可否を検討へ
静岡市で11月予定されている「大道芸ワールドカップ」のプロデューサーの男性が講習会で外国人を差別するような発言をしていた問題で、実行委員会は7日付けで男性を解任しました。/ また実行委員長も責任をとって辞任し、11月の開催可否については今後検討されることになりました。/ 実行委員会の男性プロデューサーは9月に静岡市内で開かれたボランティア向けの講習会で、外国人を差別するような内容の発言や資料の配布を行い、批判が高まっていました。/ 講習会での男性プロデューサー 「いま中国とか見ていると彼らの戦い方は“超限戦”、限度のない戦い、ルール無用の悪党たちという感じにどうしてもなっている。これは今に始まったことじゃない。中国というのは易姓革命、皆殺しの文化というのがずっとある」/ こうした中、実行委員会は先ほど会見を開き「ワールドカップのコンセプトを大きく逸脱し看過できない」として、男性プロデューサーを解任したことを発表しました。/ 解任された男性プロデューサー 「私が研修会で作成した不適切な資料、および発言で多くの方に心配ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。私の考えがあたかも大道芸ワールドカップの理念であるかのように誤解をあたえてしまったこと、本当に申し訳なく思っております」/ また杉山茂之 実行委員長が責任をとって辞任することも発表されました。/ 11月4日から始まる大道芸ワールドカップの開催可否については、おそくとも10月17日頃までに判断するということです。/ 参加の辞退を検討している出演者やボランティアスタッフも相次いでいて、今後の状況は不透明です。
2022/10/14
静岡市での大道芸ワールドカップ 開催する方向で最終調整
静岡市の一大イベント、大道芸ワールドカップのプロデューサーが中国への差別的な文書の配付や発言をして解任された問題で、実行委員会が大会を開催する方向で最終調整していることが関係者への取材でわかりました。/ 11月4日から静岡市で開催予定の大道芸ワールドカップをめぐっては、9月にプロデューサーが会議で中国に対する差別的な内容の文書の配付や発言をしたことが問題になり、実行委員会は10月7日、プロデューサーを解任し責任を取って実行委員長も辞任しました。/ このあと実行委員会は大会開催の可否を検討していましたが、体制を刷新しプロデューサーが手がけていた式典の演出を全て変更することで関係者の理解がおおむね得られたとして、大会を開催する方向で最終調整していることが関係者への取材でわかりました。/ 具体的には、出演予定者で中国出身の張海輪さんが「開催されるのであれば、日中友好のために参加したい」と述べるなど大半のアーティストが出演の意思を示したほか、主なスポンサーが契約を続ける意向も確認できたということです。/ また、今回の問題を理由にやめたり参加を迷ったりしているスタッフは数人いるものの、大きな支障はないとしています。/ 実行委員会は15日に開く会議で開催を正式に決定する方針ですが、一部の出演予定者は実行委員会に考え方の説明を求める要望書を提出していて、引き続き対応が注目されます。
「外国の人も関わっているのに、非常に危険」と問題視する声は遮られ、差別的な文書と発言の是非が議論されることはありませんでした。
— 三浦佑一 (@miurayuichi) 2022年10月19日
ノーギャラ騒動、常連の不参加表明、そして今回の差別問題。静岡市の #大道芸ワールドカップ 運営に何が起きているのかまとめました。https://t.co/Qqm0VxAVdf
2022/10/21
大変申し訳ありません。大道芸ワールドカップの出演について再考させていただきます。
— 渡邊 翼 (@diartsu) 2022年10月21日
以下が経緯と理由になります。#大道芸ワールドカップ #大道芸W杯 pic.twitter.com/62aAzujgrJ
2022/11/5
「大道芸W杯」開幕、妙技に拍手 外国人差別巡り日程短縮
元プロデューサーが外国人差別と受け取れる発言をして問題となっていた「大道芸ワールドカップ(W杯)in静岡」が5日、静岡市で開幕した。元プロデューサーが演出し、4日に予定していたオープニングセレモニーは中止し、日程を2日間に短縮した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となる。