We Remember You. 安倍内閣と自民党の失言・失態・不祥事のまとめ #自民党政治検証に戻る
2019年2月10日
安倍首相が党大会で「悪夢のような民主党政権」
「安倍晋三首相は10日、都内のホテルで開かれた自民党大会で演説し、春の統一地方選と夏の参院選が重なる「亥(い)年」選挙を前に、前回の亥年選挙で参院選に敗北した経緯に触れ、「(その後)あの悪夢のような民主党政権が誕生した。あの時代に戻すわけにはいかない」と、強い口調で呼びかけた。/ 首相は、第1次安倍政権の時に行われた12年前の亥年選挙を振り返り、「参院選の惨敗は当時総裁だった私の責任。片時たりとも忘れたことはない。わが党の敗北で政治は安定を失い、決められない政治となり、経済も失速した」と指摘した。「(今回も)厳しい戦いになるが、まなじりを決して戦い抜く。その先頭に立つ決意だ」と述べ、統一地方選についても「力を合わせて勝ち抜こう」と訴えた。」
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「自民党は10日、党大会を開いた。安倍首相は、夏の参議院選挙などの勝利へ向け、党の結束を呼びかけた。/ 安倍首相は12年前の参院選で惨敗し政権交代につながったことを「悪夢」だったと振り返った。/ 安倍首相「12年前の参議院選挙におきまして、惨敗しました。そして、あの悪夢のような民主党政権が誕生しました。あの時代に、皆さん、戻すわけにはいかないんです」/ 12年前と同様、今年も統一地方選が重なるため、「選挙疲れ」で苦戦も予想される。それだけに、安倍首相は力を入れて結束を訴えたわけだが、民主党政権を「悪夢」だと表現したことには批判の声も上がった。/ 石破茂元幹事長「過去に終わった政権のことを引き合いに出して、自分たちが正しいんだというやり方は、私は危ないと思います」/ また、安倍首相は演説で「自衛隊を明記して、違憲論争に終止符を打つ」と強調した。しかし、「憲法改正を前面に出せば選挙で勝てない」と消極的な声もくすぶっている。/ 安倍首相は求心力を維持しながら選挙に勝利する態勢を築くことができるのか、正念場の年になる。」
2019年2月11日
(枝野代表)「現実が悪くなっているのは今」 安倍首相“悪夢発言”に反論
「立憲民主党の枝野代表は、安倍首相が10日、旧民主党政権を「悪夢」と表現したことに対し、「現実が悪くなっているのは今」などと反論した。/安倍首相は、10日に行われた自民党の党大会で、12年前の参議院選挙で敗れたことに触れ、「悪夢のような民主党政権が誕生した」と発言している。」
2019年2月12日
「安倍晋三首相は12日午前の衆院予算委員会で、「悪夢のような民主党政権」との発言について「自民党総裁として言論の自由がある」と述べ、「少なくともバラ色の民主党政権ではなかった」と強調した。立憲民主党の岡田克也委員に対する答弁。
岡田氏は民主党政権は過去の自民党政権の重荷も背負ったと述べ、原発事故を取り上げた。首相は過酷な事故が起こったことについては第一次安倍政権も含め歴代の政権として反省していると述べた。」
首相「少なくともバラ色ではなかった」 民主党政権「悪夢」発言の撤回を拒否
「安倍晋三首相は12日午前の衆院予算委員会で、10日の自民党大会の総裁演説で民主党政権時代を「悪夢」と表現したことについて「総裁として、そう考えている」と述べ、撤回を拒否した。「少なくともバラ色の民主党政権ではなかったのは事実だ」とも述べた。/ 民主党政権時代に副総理や外相などの要職を歴任した無所属の岡田克也氏は、首相の党大会での発言をめぐり「全否定したようなレッテル貼りはやめろ」と迫り、撤回を求めた。/ 首相は民主党政権よりも経済政策で実績を上げたと強調し「なぜ民主党という名前を変えたのか。批判するな、ということ自体がおかしい」と指摘。「採決で『アベ政治を許さない』と全否定したプラカードを持っていたのはどこの党だったのか」と反論した。/ 厚生労働省の「毎月勤労統計」の不適切調査問題に関し、事実上更迭された大西康之元政策統括官は、賃金構造基本統計で本来の訪問調査でなく郵送調査を行っていると報告を受けた際のことについて「郵送調査自体が悪いとは当時捉えていなかった」と語り、隠蔽の意図を否定した。/ 首相は、北方領土問題を含むロシアとの平和条約締結交渉をめぐり、色丹島と歯舞群島の2島返還で決着させる可能性について問われたが、「交渉の中身に入っていくため、答えは差し控える」と述べるにとどめた。/ 午後は共産党、日本維新の会が質問する。野党側は総務省統計委員会の西村清彦委員長にも厚労省で相次いだ不正への見解を聞く予定だ。」
2019年5月14日
安倍首相また「悪夢のような民主党政権」 麻生派パーティーで発言
「安倍晋三首相は14日夜、東京都内のホテルで開かれた自民党麻生派のパーティーで、「悪夢のような民主党政権」と改めて言及した。首相は第1次内閣で臨んだ2007年参院選について「私の責任で惨敗をしてしまった」と触れ、「政治は安定を失い、経済は混迷を深め、我々は政権を失い、悪夢のような民主党政権が誕生した」と振り返った。そのうえで「二度とこのような状況を招いてはならない」と、夏の参院選に向けて引き締めた。/ 首相は2月の自民党大会で「悪夢のような民主党政権」と述べた。今月9日にも再び言及して旧民主党系の立憲民主党や国民民主党などへの「挑発」を続け、野党は再び反発していた。」
2019年6月15日
「安倍総理大臣が民主党政権を「悪夢のような」と表現し、夏の参議院選挙に向けて対決姿勢を強調しました。
安倍総理大臣:「12年前、皆さん覚えておられると思いますが、残念ながら自民党は参議院で惨敗しました。残念ながら政治が不安定になり、あの…民主党政権が誕生したわけであります。まさに悪夢のような民主党政権が誕生したわけでございます」
自民党の谷垣前幹事長のグループのパーティーに出席した安倍総理は「二度とああした時代に戻してはならない」と野党への対決姿勢を強調しました。民主党政権に対して「悪夢のような」とした表現については、これまでも安倍総理が繰り返し発言していて、立憲民主党や国民民主党などが反発しています。一方、パーティーには、3年前に負傷して政界を引退した谷垣前幹事長がビデオメッセージで登場し、夏の参院選に勝利したうえで「政治の安定を作っていかなければいけない」と激励しました。」