数字で見る2015年のヘイト行動

0.自分のデータには、カウンターのでないようなプラカ展・講演会など、結果報告もないような無告知街宣などは含まれません。いっぽうヘイトアクションで重要と思われるものがあったりします。ヘイトアクションの完全なリストではありません。

 

1.総件数は前年の3分の2に減少。2015年はそれまで取り上げなかった小さいグループのも含めているので、同じ基準でリスト化すると、去年の半分の件数になったと思う。

 

2.件数の減少は関西以西の激減による。関東以北では微減か横ばい。関西以西では組織の分裂や弱小化があるのに対し、北海道・東北では中心メンバーが離脱していないためか?

 

3.アクションのスタイルは街宣が全体の4分の3で変わらず。参加人数が最大時の1/3~1/10とみるので、デモが減っているかと思ったらそうでもないのが意外。

 

4.月別では優位な変化はないです。冬季は寒くて少なく、5~6月と9~11月に増えるのが目立つくらい。

 

5.「在日特権を許さない市民の会」名義の活動が減り、「行動する保守」名義に変えた傾向は確認できる。特に関東。ただ総件数比では2013年から見られる傾向(2012年の他団体の行動が漏れている可能性がある)。

 

6.無告知のヘイト行動が2015年から発生。全体の1割強が無告知。とくに関東と関西。(カウンターに捕捉されない無告知が漏れていると思うので、比率はさらに増えるかも)。