【2022/11/24】広島・尾道、市施設に部落差別手紙 → 12/19部落差別の手紙で捜査開始

2022/11/24

市施設に部落差別手紙 広島・尾道、被害届検討

 広島県尾道市の市施設に、被差別部落出身者を差別・脅迫する手紙が届いていたことが24日、市への取材で分かった。「人間ではない」「いつでもコロシたる」などと書かれていた。市人権男女共同参画課の半田敬二課長は「差別の現状を目の当たりにした」と話し、広島法務局に調査を要請したと明かした。県警への被害届も検討する。/ 封書は10月24日に届いた。便箋1枚に手書きの黒いペンで「ブラクミンのバカタレドモ」から始まる文章が書かれており、差別語も複数含まれていた。宛先は「解放会館」で、差出人の名前と電話番号もあった。法務局が調べたところ、差出人は関係のない人物だった。

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部落解放同盟に差別手紙 岡山、被害届を検討
 部落解放同盟岡山県連合会(幡司勝治執行委員長、岡山市)の事務所に、被差別部落出身者への差別や脅迫が書かれた手紙が届いていたことが20日、同会への取材で分かった。「殺してやる」などの内容で、同会は県警に相談し、被害届を検討している。石岡辰也書記長は「部落差別の最たるもので、ひどい。根深い差別の実態がある」と話した。/ 手紙は11月28日に届いた。封筒に手書きの便箋1枚が入っており、差別語を繰り返しながら「オレのところにすぐこい殺してやる」「こわくてこれなければオレの方から行って殺してやるゾ」などと記されていた。

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2022/12/19

部落差別の手紙で捜査開始、広島 軽犯罪法違反の疑い
 広島県尾道市の市施設に10月、被差別部落出身者を差別・脅迫する手紙が届いたことを受け、県警尾道署が軽犯罪法違反の疑いで捜査を始めたことが19日、分かった。市が16日に被害届を出し、受理された。手紙には複数の差別語に加え「いつでもコロシたる」などの言葉もあった。/ 部落解放同盟広島県連合会の岡田英治委員長は「警察が動き出したことは評価できるが、(軽犯罪法違反は)扱いが軽すぎる。学校や会社に同じことが起きたらもっと大きな騒ぎになるはずだ」と話した。/ 手紙は10月24日に届き、手書きで「ブラクミンのバカタレドモ」から始まる文章が書かれていた。

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