2024/3/8
アイヌ女性が人権侵犯を申告「黙っていられない」 本間奈々氏の投稿
元総務官僚の本間奈々氏によって、差別を扇動する文言とともに名前や顔写真などをSNS上に投稿されたとして、アイヌ民族の女性が7日、札幌法務局に人権侵犯の被害を申し立てて受理されたと公表した。/ 被害を申告したアーティストのマユンキキさん=札幌市=によると、本間氏はX(旧ツイッター)で2023年11月以降、マユンキキさん本人と家族の名前や顔写真をあげ、「アイヌ女性の伝統的な刺青、シヌイェにはアイヌ民族文化財団から助成が出るのですか?」などと、あたかもアイヌ民族に「利権」があるかのように思わせる事実と異なる内容の投稿を複数回行った。/ 本間氏の投稿は広く拡散され、他の多数のアカウントからも差別的な文言を記した反応が続いている。マユンキキさんは「本間氏の投稿に影響を受けてアイヌ民族への誹謗(ひぼう)中傷がとても増えた。扇動行為は罪深く、苦しむ人たちがたくさんいるのでもう黙っていられない」と話す。札幌弁護士会にも人権救済を申し立てているという。/ 本間氏は、11、15年に札幌市長選に立候補して落選。朝日新聞の取材に、投稿は本人によるものと認めた。(上保晃平)
マユンキキさんに対する人権侵犯事案をめぐり、本間奈々がYouTubeチャンネルのライブ配信で、法務局から連絡がくる前に北海道新聞・朝日新聞に記事にされ、一方的に名誉毀損されたと発言。今日、本間は札幌法務局に連絡をし、人権救済制度の利用を求めたそうだ。加害者の被害者ヅラ、ここに極まれり。
— 浅原裕久 (@asaharal966) 2024年3月8日
アイヌのマユンキキさんに法務局に、訴えられました。
— 本間奈々 (@nana0504) 2024年3月9日
まだ法務局から何の連絡もない状態で北海道新聞や朝日新聞から差別主義者のようなレッテル貼りの人権侵害を受けてますので、法務局に連絡して、私も人権侵害の救済を申し込みました。 pic.twitter.com/Zujm5qP7Oi