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「ビザを使ってやってきた外国人が日本の公的保険制度を使い、日本人と同じ「3割負担」で高額治療を受けるケースが続出している。日本の医療保険制度にただ乗りしている」という主張があります。
たとえば、産経新聞2017年6月9日の記事。
これをうのみにしたと思われる記事もネットにあります。たとえば、
ネトウヨやレイシスト、排外主義者は、デモや街宣で、外国人の国民健康保険ただ乗りがあるので、外国人の入国を制限しようと主張することが多々あります。
問題視されたので、
厚労省が調査を開始 (2018年7月16日)
「在留外国人による公的医療保険の不正利用や制度の隙間を突いた乱用が問題視されていることから、厚生労働省は十五日までに、実態把握に向けた全国調査を始めた。公的保険に加入して高額医療の自己負担額を低く抑える目的で不正に在留資格を得た事例の件数などを、市町村を通じて調べる。今秋に結果をまとめ、防止策を検討する。」
調査結果がでました → 不正はみつかりませんでした。
外国人の国保調査に論議 開始半年、偽装滞在は未確認 (2018年9月13日)
「外国人が高額医療を受ける目的で来日し、偽りの在留資格で国民健康保険(国保)に加入する恐れがあるとして厚生労働、法務両省が1月に始めた調査制度が論議を呼んでいる。約半年で在留資格偽装がはっきりしたケースは見つかっておらず、外国人を特に疑う調査で偏見を助長すると中止を求める声も出ている。/ 「調査すること自体、外国人の不正が多発しているような印象を与える」。外国人を支援するNPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」(東京)の鳥井一平代表理事は批判。「在留外国人が受診を控えることになれば、住民誰もが安心して医療を受けられる国保の趣旨にも反する」/ 調査制度は、外国人による公的医療保険の不正利用で保険制度が損害を受ける恐れがあるとの医療関係者の指摘を受け始まった。対象となる在留資格偽装は問題と指摘された利用形態の一つ。調査では国保加入間もない外国人が高額医療を申し込む時、国保を運営する市区町村は、その外国人が在留資格通りの活動をしているか実態を確認する。疑わしければ入管が調査、不正と分かれば在留資格を取り消す。/ 厚労省は、在留資格が「留学」なのに通学していないなどを不正の例に挙げる。法務省のまとめでは7月10日時点で5人が入管調査の対象となり、2人は不正と認められず、残る3人は調査中。/ この制度に先立ち厚労省は昨年3月、高額治療を受けた外国人のレセプト(診療報酬明細書)を調査。2015年11月~16年10月の1年間、国保加入から半年以内にC型肝炎治療薬の処方など一定の高額医療を受けた外国人は19人で「不正の可能性が残る」とされたのは2人だった。外国人の国保加入者の総数は約95万人(16年4月)。/ 厚労省担当者は調査の理由について「感情的な外国人非難でなく冷静な議論のため、実態把握は必要」と説明している。」
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/273853 佐賀新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018091201001470.html 東京新聞
https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1637783/ So-net
http://www.at-s.com/news/article/health/national/539816.html 静岡新聞
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0912/kyo_180912_4368360256.html Biglobeニュース
「平成24年7月9日に外国人が三ヶ月の滞在で、国民健康保険に加入できるようになったのは事実なのですが、問題は誰がこの法改正を行ったかということです。/ 答えは麻生政権です。
2009年7月に、麻生政権が外国人登録法の廃止を決め、外国人も住民票をつくれるように法改正しました。その法改正が施行されたのが3年後の民主党政権時代だっただけの話であり、民主党が中国人が国民健康保険に簡単に加入できるようにしたわけではありません。/ この外国人登録法の廃止という問題のみならず、民主党時代の「売国法案」といわれるものは、それ以前の自民党政権時代に作られているものがあるため、注意が必要です。/ たとえば、民主党時代に問題になった「人権擁護法案」を作ったのは、自民党の小泉政権です。」
wondrousjapanforever.cocolog-nifty.com
2018年11月15日
2019年6月17日 赤旗
海外扶養義務家族の不正受給はある?
日本国外に居住する控除対象扶養親族に係る扶養控除の適用状況等について
https://www.jbaudit.go.jp/report/new/summary25/pdf/fy25_tokutei_02.pdf